ズーラシアンブラス ソロコンクール 2022【トランペット・ホルン】
結果発表(2022.8.31)
「ズーラシアンブラス ソロコンクール 2022」に沢山のご応募、ありがとうございました。
過日審査を行い、下記の通りの結果となりました。
- エントリー総数 103名
- 動画応募数 62名
- 審査結果
- 最優秀賞 トランペット部門 :森本 萌花さん
- ホルン部門:成田 裕音 さん
- 優秀賞 トランペット部門 :宮邉マリアさん
- トランペット部門 :スガコウジさん
- ホルン部門:山本 結月 さん
- 特別賞 永野湊さん(トランペット)
- 審査員(敬称略)
審査員長:高橋宏樹(ズーラシアンブラス音楽ディレクター)
審査員:
山口尚人(トロンボーン:東京藝術大学卒業、新日本フィルハーモニー交響楽団 副首席奏者/課題曲『炎のバラード』作曲/ズーラシアンブラス音楽アドバイザー)
久良木文(トランペット:尚美学園卒業、同ディプロマ修了、元シエナウインドオーケストラ、第75回日本音楽コンクール入選)
岩渕重紀(トランペット:東京音楽大学卒業、東京音楽大学大学院修了)
上里友二(ホルン:東京音楽大学卒業、読売日本交響楽団)
佐藤和彦(テューバ:国立音楽大学卒業、新日本フィルハーモニー交響楽団(首席奏者)、第43回マルクノイキルヒェン国際コンクール (独)テューバ部門第2位)
新居由佳梨(ピアノ:東京藝術大学卒業、同大学院修了、スイス国立ジュネーブ音楽院修了(ソリストデュプロム取得)、第7回イタリア・モノポリ国際ピアノコンクール第3位)
小笠原寿子(ズーラシアンブラス契約作曲家:課題曲『トランペット・アプロディーテー』作曲)
山岸恵菜(ズーラシアンブラス契約作曲家:課題曲『ギャラルホルンの神話』作曲)
大塚治之(株式会社スーパーキッズ代表、ズーラシアンブラスプロデューサー) - 総評
今回は約60もの熱演が寄せられました。応募いただきましたZBファンの皆様には心よりお礼申し上げます。
部門はトランペット、ホルンの2つ。「ギャラルホルン」は技術・解釈ともに難しい作品でしたがエントリーされた皆様においては本当によく吹かれていたと思いました。
トランペットは技術(ハイトーン)の「炎のバラード」、歌の「アプロディーテー」の2曲。特にアプロディーテーは譜面的にはそこまで難しくありませんが歌がないと“心に響かない”類の曲です。こういった作品はビブラートなどの技術はもちろん必要ですが、“何を思って”“誰に向けて”吹くかがより大事なのかもしれません。演説と同じですね。
応募動画を観る中で少し残念に思った点は「ソロと伴奏のバランス」で損をしている方が割といた事です。この動画ですべてを評価されるのですから、もったいないです。再生機と録音機と楽器(自分)をどう配置すると上手くいくのか、これを考えることも良い演奏を作る、そして入賞に一歩近づける手段の一つです。
今回のようなコンクールがあるとそれに向かって練習するのでレベルアップします。つまり期限付きの目標があると人は頑張るわけです。この感覚を忘れず常に普段からちょっとしたゴールを作りクリアし、今後も技術の向上を図りましょう。
(作曲家 高橋宏樹)
■高橋宏樹プロフィール
1979年東京生まれ、作曲家。専門学校にて映像音楽やポップス理論などを学ぶ。主に吹奏楽曲や管楽アンサンブルの作編曲をしている。その他ポップスの編成やオーケストラの編曲なども手がけている。ズーラシアンブラス音楽ディレクター
主な作品:2003年度、5年度、10年度、14年度、全日本吹奏楽コンクール課題曲
入賞者演奏
お問い合わせ先
ズーラシアンブラス コンテスト事務局 contest@superkids.co.jp
|HOMEに戻る|