ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団「オーケストラ物語」

ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団3枚目アルバム『オーケストラ物語』

みなさんこんにちは。指揮者のオカピです。ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団による『オーケストラ物語』をお届けします。弦楽器のうさぎ達に木管のヤギやネコ…ハープとフルートの優雅なパピヨンに、にぎやかなズーラシアンブラスたちが加わって金管や打楽器を奏でます。いろいろな動物たちが徐々に集まってきて美しいハーモニーをつくっていく…そんなイメージのアニバム(※アニマルとアルバムをかけた造語)です。おなじみの童謡がシンフォニックに生まれ変わったり、各ソリスト達のコンチェルトの豊かな音色もたっぷりつめこみました。おまけにバク一族のホルンも4管に増えたんですよ。演奏中は順番に眠っちゃうので起こすのが大変でしたが…。
その名の通り「オーケストラ」の魅力をたっぷり引き出す一枚に仕上げました。どうぞぼくらと一緒に音楽の物語を楽しんでください。【指揮者 オカピ】

編曲の妙が冴える!シンフォニック童謠

 ●アルバムタイトル:『オーケストラ物語』
 ●アーティスト:ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団
 ●発売日:2018年8月1日(水)
 ●税抜価格:4,200円(CD+DVD2枚組)
 ●製品番号:SKZP-180801
 ●販 売:全国のCD、楽器店、ズーラシアンブラスショップ
 ●配  信:こちら

「オーケストラ物語」内容

■CD収録曲 全12曲(約63分)
①オーケストラ物語 |作曲:石川亮太
このアルバムのために書き下ろされたタイトル曲。「いつかオーケストラで演奏を届けたい」そんな夢を抱いたオカピ。ズーラシアンブラスも最初はたった6人でした。全国を回るうちにいつしかおなじ想いを持った仲間が集まって、ついにズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団をつくるまでになりました。オーケストラにはみんなを幸せにする力があるはずだ!そんな心からの想いをこめて、ズーラシアンブラスの夢の結晶である作品をお届けします。
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②ストローラーマーチ |作曲:高橋宏樹
聴いているだけでうきうきワクワク踊りだしたくなってくるとってもハッピーなオリジナル作品。ズーフィルの中心メンバーでもあるズーラシアンブラス達、金管五重奏のファンファーレと、オーケストラを対比させた行進曲です。ストローラーとは、乳母車(ベビーカー)という意味です。ごきげんな乳母車があっちこっちに大冒険。たくさんの打楽器を使用したファンタジックでコミカルなマーチです。
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③ソソラソラソラシュトラウス |作曲:中山 晋平/ヨハン・シュトラウス(高橋 宏樹編曲)
「♪ソソラソラソラうさぎのダンス~」という野口雨情の可愛い詞と、童謡の大家、中山晋平の軽快なメロディで、今もなお日本中で愛されている『うさぎのダンス』。この童謡がロマン派を代表する作曲家ヨハン・シュトラウス親子の楽曲と出会って、ワルツやポルカに大変身しました。ズーフィルならではのユニークな一曲です。
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④アルビレオの誘惑 |作曲:滝澤 俊輔
アルビレオとは「はくちょう座」のくちばしの星の名前です。一見すると一つの星に見えるのですが実は二重星と言って、だいだい色と青色の二つの星が重なっています。宮澤賢治も「銀河鉄道の夜」のなかでサファイヤとトパーズになぞらえています。そんな美しいアルビレオと宇宙の壮大さを描いた作品です。二重星にちなんで楽曲もふたつのモチーフにより構成されています。
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⑤七つの子の主題による幻想曲 |作曲:石川 亮太
ユーフォニアムはその語源「Euphony(心地よい音)」からも分かるように美しい音色の金管楽器です。その優美な音色と運動性は金管楽器の中でも群を抜いています。この曲はそんなユーフォニアムの魅力を存分に引き出すためにつくられた協奏曲です。『七つの子』の主題と3つの変奏で構成され、万華鏡のように表情を変える、移ろいゆく自然を表現しています。
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⑥マザーグースコンチェルト |作曲:石川 亮太
ステージの真ん中に運ばれた一台のピアノが、変幻自在にマザーグースの世界へ誘います。マザーグースとはイギリスやアメリカに伝わる英語の童謡のこと。『ハンプティ・ダンプティ』『ロンドン橋』の2曲を中心に『オールド・キング・コール』『6ペンスの歌をうたおう』『ハッシュ・リトル・ベイビー』を織り交ぜて彩り豊かに作り上げました。
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⑦こぎつね“コン”チェルト |作曲:高橋 宏樹
ドイツ民謡『こぎつね』の旋律をモチーフに展開する、コンチェルトのコンとこぎつねコンコンをかけた『こぎつね“コン” チェルト』。もちろん主役はサキソフォックスのラトゥール。たのしく情感たっぷりにサックスソロでうたいあげています。
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⑧ロンドンデリーの歌 |作曲:アイルランド民謡(石川 亮太編曲)
世界で一番美しいメロディともいわれているアイルランド民謡をトランペットデュオで。
曲はせつなくも愛しい青春の忘れ物に思いを馳せるイメージでつくられました。二本のトランペットで織り上げられていく純粋で美しいメロディーがぐっと心にしみこみます。
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⑨蝶々コンチェルト |作曲:石川 亮太
フルートとハープのデュオことふえパピヨン。ふたりのテーマソングともいうべき『ちょうちょう』を華麗なコンチェルトに仕立てました。ヒメタテハとルリタテハが日の光をあびながら、花から花へひらひらと楽しそうに散歩する情景が目に浮かびます。途中、蝶々夫人の有名なアリア『ある晴れた日に』の旋律が物悲しい雰囲気を添えています。
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⑩ロシアンルーレット |作曲:ロシア民謡 ほか(山口 尚人編曲)
タイトル通りロシアンルーレットのように色とりどりなロシア民謡が飛び出してきます。緊張感のある『ボルガの舟歌』のあとはプロコフィエフやショスタコーヴィチからインスパイアした『コロブチカ』と『タリャーノチカ』。サーカス団やマンドリンを思わせる『トロイカ』にコサックダンスやブラスバンドの楽しさを織り交ぜた『カリンカ』。再び交響曲のような『ポーリュシカ・ポーレ』。フィナーレは色々な踊りが入り混じった『カチューシャ』で息もつかせぬルーレットが幕を閉じます。
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⑪シンフォニックアニマル |作曲:宇野 誠一郎/本居 長世(石川 亮太編曲)
動物にまつわる3つの童謡を、オーケストラらしい色彩感あふれるアレンジでお届けします。高らかなファンファーレに導かれ、ドゥクラングールの『アイアイ』で元気よくスタート。『七つの子』ではオーボエが切ないソロを聞かせ、チェロとヴィオラが豊かな音色でたっぷりと歌い込みます。最後の『森のくまさん』は歌詞の内容がアレンジによって細かく表現されています。
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⑫幻想曲「かごめ」 |作曲:石川 亮太
日本に古くから伝わるわらべ歌『かごめかごめ』を壮大な幻想曲に仕立てました。原曲の持つミステリアスな雰囲気は残しつつ、シンプルなかごめのモチーフが、ダイナミックに展開して行きます。聴いているだけで否応なく熱狂の渦へ巻き込まれていくような、そんな不思議な吸引力のある作品です。
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■DVD収録曲 全6曲(約34分)
①オーケストラ物語
②七つの子の主題による幻想曲
③ソソラソラソラシュトラウス
④ロンドンデリーの歌
⑤幻想曲「かごめ」
⑥アルビレオの誘惑

『ズーラシアンブラス サマー・ミュージック・フェスティバル』で「オーケストラ物語」新曲もたくさん披露!

2018年8月4日(土)にて東京のサントリーホールと2018年8月21日(火)にて大阪のザ・シンフォニーホールで開催される『ズーラシアンブラス サマー・ミュージック・フェスティバル』でも「オーケストラ物語」から新曲をたくさん披露します! マレーバク一族勢揃い。弦楽器と管楽器が溶けあい豪華なサウンドをお届けします!生演奏の「オーケストラ物語」もぜひ楽しでくださいね〜!詳しくはこちら

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